起業セミナーのデメリット

起業を志す人に向かってこのようなことを言うのは恐縮ですが、起業セミナーに参加することに、問題点、いわばデメリットのようなものもあるようです。

 

セミナーの特徴としてまず挙げられるのは、基本的に起業セミナーが個別的なものでなく、集団でおこなわれるという点でしょう。

起業セミナーを行う場合、大人数で一堂に会して同じ事(=起業に関する業界研究や、資金調達方法など)を学ぶのが大前提となります。
これを上手に利用することが出来れば、「同業種での起業を目指す人と仲良くしておこう」とか「資金繰りに困った際に相談できる人を見つけておこう」などといったように、起業後のビジネス拡大を見据えた人脈作りができることでしょう。

しかし、人脈作りに固執してしまうと、独り立ちして起業しよう、という気持ちが次第に希薄になっていってしまうこともあると聞きます。
そのような人は、何度もセミナーに参加することが一種の快楽になってしまい、独立して起業することに目的意識を抱かなくなります。

 

これとは別の問題点として、起業セミナーに何度も参加する中で、同じ参加者の意欲的な態度や動向が気になりすぎてしまい、焦りを抱き、不十分な準備のまま起業をするといった方がいると聞いたことがあります。
起業を成功させるためには周到な準備が必要だということは前述の通りですが、周りに煽られるようにして焦ってビジネスを起こしてしまっては成功する見込みはまず低いと言わざるを得ません。

ビジネスでは、「わが道を往く」という態度も必要であるとしばしば聞きます。
周りに同調して人脈を作りつつも、虎視眈々と自分自身の目的である起業に向かって邁進できれば、起業の成功は約束されていると言っても過言は無いでしょう。